X-lite(エックスライト)ヘルメット特集

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X-lite(エックスライト)ヘルメット特集

X-lite(エックスライト)とは

X-lite(エックスライト)社はGREX社(ヘルメット)、N-COM社(ヘルメット用通信システム)とともにイタリアのNOLAN GROUP(ノーラン・グループ)を構成するメンバー会社です。
親会社であるNOLAN社は1972年創業の老舗ヘルメットメーカーで、「100% MADE IN ITALY」を標榜し、自国でのヘルメット販売シェアでは常にトップを占めています。
一方、X-lite(エックスライト)は1998年に発足されたメーカーですが、NOLANのラインアップがツーリングや街なかでのスクーター用まで幅広くカバーしているのに対し、こちらは内外の一流ライダーと積極的にタイアップを進めるなどして、グループ内においては上位クラスの製品を構成しています。

X-lite(エックスライト)ヘルメットの特長

ラインアップは、フリップアップ(X-1003)、フルフェイス(X-802、X-702、X-603、X-551、X-503)、クロスオーバー(X-402)の3つで構成されています。 X-lite(エックスライト)ヘルメットの最大の特長は何といってもその軽さです。手にした瞬間に誰もが驚くことでしょう。首の負担が軽減されるため、特に長時間のツーリング時などは疲れにくいという効果もあります。 また、インナーパッドはフィット感が良く、蒸れにくい加工がされた抗菌性のファブリックでできているためいつでも快適です。 バイザーの曇り止めにPinlock(R)を採用したのもNOLANが最初です。必要に応じてVPS(=Vision Protection System)と称されたサンスクリーンをセットすることもできます。 フルフェイスの場合はベンチレーションにも工夫が凝らされており、エアーはライダーの目を避けてフロントからシールドに流れるようになっています。

信頼の品質

もちろん軽さを追求するために安全性を損ねてはいません。X-lite(エックスライト)のヘルメットはヨーロッパの安全基準であるECE規格をクリアしています。
X-lite(エックスライト)の信頼性を物語るこんなエピソードがあります。
2013年のフィリップ・アイランド(オーストラリア)でのSBK(スーパーバイク世界選手権)第1戦でのこと。
前年のチャンピオンであったカルロス・チェカが、コーナーを曲がる際に先を行くマルコ・メランドリに追突し転倒しました。後頭部を激しくアスファルトに叩きつけ「あわや」と思われましたが幸いにも脳震とうだけで済みました。その時チェカの頭を守ったのがX-lite(エックスライト)のヘルメット「X-802R」でした。
後日、ノーラン・グループによりそのヘルメットの写真が公開されましたが、驚いたことにあれほどの強打にもかかわらずシェルはほとんど原型を保っていたのです。そして内装部のライナーにはしっかりと衝撃を吸収した痕跡が凹みとして残っていました。
チェカの着用していた鮮やかなオーシャン・ブルーのモデルは「カルロス・チェカ・レプリカ」としてX-802のラインアップの中でも人気です。

スポンサードライダー

X-lite(エックスライト)がスポンサーとなったライダーには前述のカルロス・チェカやマルコ・メランドリのほかに、ミッシェル・ファブリツィオ、アイルトン・バドヴィーニ等、ヨーロッパの一流選手が名を連ねています。(2013年現在)

参照:X-lite(エックスライト)オフィシャルサイト(イタリア語サイト)

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